リアル柴ライフⅥ 柴犬にしてもらうのが難しかったこと&してもらうのをあきらめたこと。ふせ、ついて、おいで……

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柴犬の飼い主さん&柴犬さんと一緒につくる『リアル柴ライフ』では、
飼い主さんに聞いた「うちのコ情報」をご紹介していきます。
今回は、39名の飼い主さんから貴重な情報&かわいい写真をいただきました。
愛犬との毎日をもっと楽しいものにするための、小さなヒントになりますように!
前回の記事はこちら⬇️

目次

柴犬にしてほしいこと、だれが教えた? の復習

一緒に暮らす愛犬に「できてほしいな~」と思うあれこれ、
どうやって教えましたか?と聞いてみたところ、
しつけ教室などを活用したりトレーナーさんに頼んだりした飼い主さんは15%。
85%の飼い主さんは、自力で教える道を選んだことがわかりました。
犬種を問わず、家庭犬全般、まあこんな割合なんじゃないでしょうか。

柴犬にあれこれ教えるとき、プロに頼った?

柴犬に「教えやすかったこと」は?

飼い主さん自身が教えた場合、「教えやすかったこと」のベスト3は以下の通りでした。
こんな高度な技をすんなり覚えちゃう柴犬って、とんでもなく賢いですよね♥
4位以下の結果が気になる方は、こちらからどうぞ。

あえて聞きます。柴犬に教えにくかったことは?

楽があれば苦もあるのが、人生というもの。
柴犬に教えやすいこともあれば、ちょっと教えにくいこともありますよね。
というわけで、飼い主さんに聞いてみました。
柴犬に教えにくかったのはなんですか?

柴犬に教えにくかったこと

1位は「ふせ」。
もちろんできてくれたほうがいいけれど、「おすわり」で代用可能ですよね♥
2位は「ついて」。
お散歩のときにグイグイ引っ張らずに歩く、というアレです。
まあ、柴犬って独立心が強く、自分の意思もはっきり表現できる犬ですから。
たとえ飼い主さんに言われても、私は前を歩きたい!という強い気持ちがあるのかもしれません。
3位は「おいで」。
皆さんは、どんなときでも呼ばれたら飛んで行きますか?
気持ちよくウトウトしているときや、趣味に没頭しているときでも?
行きたくないときは、行きませんよね。
まあ、柴犬の場合もそれと同じってことなんでしょう。

柴犬に「ふせ」をしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

1回5分×朝晩2回→1週間かかって習得 ~タメゴロウ♂1歳/タメジロウさん~

どうやって教えた?
おすわりの姿勢からフードをもった手を下に動かしたり、犬が肘をつくように誘導したりしましたが、できませんでした。

→飼い主が膝を立てて床に座り、遊びながら下をくぐらせて、くぐれたらフードをあげてほめほめ。

→少しずつ膝の位置を低くして、犬が床に肘をついたタイミングで「ふせ」と声をかけてフードをあげます。
この練習を1回5分ほど×朝晩2回。
覚えてくれるまでに1週間ほどかかりました。

最初のうちは「おすわり→ふせ」の順でないとできませんでしたが、今はどんな姿勢からでも「ふせ」ができるようになりました。

② 教えているときの柴犬の反応は?
とにかく食いしん坊なので、フードほしさに覚えた?
繰り返すほどにできるようになり、犬自身が得意げでした。
ただし、1回につき5分以上だと注意力散漫になるような印象です。

柴犬

※以下すべて、モデルさんは「ワンコのお名前/飼い主さんのお名前」の形で表記いたします。

背中を押してみたけれど…… ~しおん♀3歳/あい(コロママ)さん~

どうやって教えた?
おやつで誘導しながら、飼い主の膝の裏で軽く背中を押してみましたが、ダメでした。

② 教えているときの柴犬の反応は?
どうやら、飼い主がふざけているとカン違いしたようです。
膝の下から飛び出して遊んでしまいました。

おやつをもつ手を愛犬にたたかれて…… ~小町♀1歳/小町ママさん~

どうやって教えた?
おやつをもった手を床に近づけ、「ふせ」の姿勢に誘導。飼い主も犬と目線の高さを合わせ、ほぼうつぶせになって誘います。
おやつを「おすわりだと届かないけれど、ふせをすれば届く」ぐらいのところで見せ、「ふせ」と言い続けました。

② 教えているときの柴犬の反応は?
「ちゃんと座ってるのに、なぜおやつを遠ざけるの?」と近づいてきて、おやつをもつ飼い主の手を前足でバシバシたたいたり、握った手の中に鼻を突っ込んできたり。
それでもあげずに頑張っていたら、「はぁ?」みたいな顔をされました……。

かわいいおやつドロボー ~そら♂8カ月/めだかさん~

どうやって教えた?
飼い主が床に座って膝を立て、その下をくぐるようにおやつで誘導。
ふせの姿勢になったときに「ふせ」と声をかけました。

② 教えているときの柴犬の反応は?
おやつに意識が集中してしまい、飼い主の声を聞いていません。
おやつを手に入れた瞬間にさっと逃げてしまい、「ふせ」の姿勢を保てませんでした。

「ふせ」に苦戦した皆さん 

「おすわり」の姿勢からおやつをもった手を床において誘導しようとしましたが、ふせようとせず、おやつを手に入れようと飼い主の手を鼻でグリグリしてきました。
(貞春♂4歳/さだいぬしばはるさん)

飼い主が手伝って「ふせ」のポーズをとらせましたが、犬自身はよくわかっていない様子でした。
その後、「ふせ」のコマンドを出す機会も少ないので忘れてしまったようです。
(クロ♀5歳/ほしさん)

「ふせ」は難しいようで、覚えてくれないのであきらめています。
(福♂1歳/福ちゃんママさん)

柴犬に「ついて」をしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

家の中でも外でも無理! ~そら♂8カ月/めだかさん~

どうやって教えた?
リードを短めに持ち、アイコンタクトをとりながら正しい位置に誘導。「ついて」と声をかけておやつをあげます。

② 教えているときの柴犬の反応は?
室内で教えようとすると、「外に出たい!」と興奮してしまって無理。
散歩中に教えようとすると、クン活などに夢中で無理。
お散歩デビュー前に教えておくべきだった……と後悔中です。

5歳をすぎたらオトナの落ち着きが! ~虎春♀5歳/kofuさん~

どうやって教えた?
犬が前に出たらリードを引いて気づかせ、飼い主の速度に合わせるように促しました。

② 教えているときの柴犬の反応は?
一瞬立ち止まって並んで歩きますが、少しでも先を歩きたいらしく、すぐ前に出てしまいます。
先に行きすぎたときは振り返って立ち止まり、飼い主の様子を見てまた歩きはじめます。
でも、5歳をすぎてからは少し落ち着き、指示を出さなくても並んで歩くことが多くなってきました。

お散歩中はクン活に集中したいんだよね ~大和♂6歳/Masaさん~

どうやって教えた?
散歩中、おやつを見せながらリードを持つ手に力を入れ、横に並ばせようとしました。

② 教えているときの柴犬の反応は?
散歩中はテンションが上がりすぎ。
クン活に必死で、おやつの魅力も飼い主の声も届かず、あっさり無視されます。

「ついて」に苦戦した皆さん 

リードを短くもち、犬を飼い主の足に近づけましたが……、犬は自分の行きたいほうに引っ張ってしまいます。
(モモ♀11歳/キャラメルカプチーノ好きさん)

ついて歩くときもあれば、拒否柴を発動して歩かないこともあるので、無理でした。
機嫌よく歩いてくれれば、もういいです(笑)。
(こはく♂1歳/アヤノバクスイオーさん)

……無理でした。
(より♂3歳&だんご♀1歳/となみさん)

柴犬に「おいで」をしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

「おいで」の先にあるものが気になる ~おもち♀4歳/もちママさん~

どうやって教えた?
「おいで」と声をかけ、きたらごほうびをあげました。

② 教えているときの柴犬の反応は?
呼ぶと来ることもありますが……。
ハーネスをつけられるのがきらいなので、お散歩に行くことを察すると警戒レベルMAX! 
どんなに呼んでも来なくなります。

「おいで」に苦戦した皆さん

飼い主が呼んでも来ません。
でも、飼い主以外の方に呼ばれるとすっ飛んでいきます。
なので、飼い主はおやつで釣ります。
速攻で来ますよ。
(ペル♀3歳/コニさん)

呼んでも来ないので、あきらめました。
飼い主と離れたら困る場所では、犬のそばから離れないようにしています。
(こま♀5カ月/こまの飼い主さん)

おやつを差し出して呼びましたが、何度か繰り返したら面倒くさがって来なくなりました。
今では、おやつがほしいときしか動きません。
(夜♀1歳/いすずさん)

ごほうびをもって呼びましたが、すんなり来るときと、疑って近寄ってこないときと半々です。
(むぎ♀2歳/柴犬mugi10さん)

柴犬に「待て&よし」をしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

ごはんおやつを前に置き、手で犬の視線をさえぎって「待て」と言って教えました。
が、手を顔の前からどかした瞬間、食べ始めてしまって失敗。
(福♀7カ月/福の飼い主さん)

甘えん坊のため「待て」ができず、飼い主についてきてしまいます。
ロングリードをつけて「待て」と言いながら離れ、遠くから呼ぶ……という方法で「おいで」も教えたいのですが、もちろんそれもできません。
(そら♀3歳/そらまめ母ちゃんさん)

「待て」と言って、犬の近くを離れました。
……さびしそうに鳴いてついて来るので、あきらめました。
(グーグー♀2歳&フシ♀1歳/ジャカルタ桑田さん)

なかなかできなかったのであきらめていましたが、1歳半になった頃、突然できるようになりました。
(めい♀2歳/o3yuさん)

柴犬に「ハウス」をしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

成犬になってからクレートを購入したせいか、警戒して入ろうとしません。
(ふくまる♀3歳/宮吉さん)

クレートを譲ってもらったものにかえたら、他の犬のにおいが気になるのか、「ハウス」ができなくなってしまいました。
新しいものを購入予定です……。
(しゃけ♂1歳/しゃけのかいぬしさん)

パピーの頃からケージの外が好きで、おやつで釣って中に入れても、食べると出てきてしまいました。
最初のうちは「ちゅ~る」で誘導し、中に入ったら扉を閉めてケージの中で寝かせようとしていたのですが、途中であきらめました。
今では、ケージの上で寝ています。
(おもち♀1歳/ゆいさん)

柴犬に「バーン」「ごろん」をしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

「バーン」で倒れるというかわいい遊びをやらせてみたかったのですが、教えられず。
でも、飼い主がうれしいだけのコマンドなので、あきらめました(笑)。
(あずき♀12歳/あむりすさん)

「バーン」やベルを鳴らすことを教えたくておやつで誘いましたが、犬はやる気なし。
「なんで、そんなんやらなきゃなんないの? おかーさん、どうした?」という顔でチラ見されて終わりました。
(ゆづ♀2歳/ゆづ母さん)

「ふせ」の姿勢で、おやつを頭の上で動かして体を回すようにしましたが、途中でストップ。
「イヤン」みたいな態勢で止まってしまいます。
(もく♀2歳/ぺさん)

柴犬にその他もろもろをしてもらうのに苦労した&してもらうのをあきらめた皆さん

「おすわり」「お手」「ちょうだい」「ベルを鳴らす」に苦戦した皆さん

「おすわり」に苦戦

飼い主がおやつを持った時点で自主的に「おすわり」をしてしまうので、教えるのが難しかった。
(しゃけ♂1歳/しゃけのかいぬしさん)

「お手」に苦戦

前足を持って「お手」と言い、おやつを上げましたが、最初は足を持たれるのをいやがり、差し出した飼い主の手をなめていました。
(ゆい♀1歳/ゆいママさん)

前足を持って「お手」と言いましたが、ノーリアクション。
(海♂10歳/海ちゃんさん)

「ちょうだい」に苦戦

取ってきたものと交換するためにおやつを持っていると、そもそも投げたものを取りにいこうとしません。
(しゃけ♂1歳/しゃけのかいぬしさん)

「ちょうだい」はあきらめました。
「自分のものは渡さない」という確固たる信念があるようです。
(こはく♂1歳/アヤノバクスイオーさん)

「ベルを鳴らす」に苦戦

前足を持ってベルにのせ、音が出たら「チーン」とコマンドを言っておやつをあげました。
最初のうちはベルを怖がり、さわろうとしませんでした。
(ゆい♀1歳/ゆいママさん)

番外編・歯みがきに苦戦

毎日、犬の歯をさわる時間を少しずつ増やしていきました。
時間はかかりましたが、ある時期から歯みがきができるようになりました!
(太郎♂7歳/あっくんさん)

柴犬に言いたい。これさえできれば完璧なのに……

賢くてかわいくて、欠点なんてひとつもない柴犬ですが、
「欲を言えば、これができてくれたら……」ってこともありますよね。
「教えるのが難しかったこと」が特になし、という飼い主さんであっても、そんな欲張りな望みはあるみたいです。
たとえば……

夜、ひとりで寝ること。
日常生活で必要だと感じることはすべてできていますが、たったひとつ気になるのがコレです。
必ず人間のそばで寝ています。
(エルヴィス♂7歳/エルヴィスとプレスリーの中の人さん)

おやつがなくても、言うことを聞くようになってほしい……。
(令♀4歳/柴犬令さん)

お散歩好きなのに、いまだにハーネスをつけるときにムキムキガウガウになるのはなぜ?
(こはる♀1歳/みえぞうさん)

散歩中にリードが外れてしまったときの迷子や事故防止のため、「待て」「来い」が100%できるようになってほしい!
(未来♀2歳/未来の母さん)

「come」がしっかりできるようになってほしい。
今は、犬自身が忙しい(においをかいだり、友だちと麻んでいたりする)ときは、聞く気がないようなので。
(承太郎♂1歳/minoriさん)

「おいで」は、気分によってではなく、毎回来てほしいです。
(わた♂3歳/Kjさん)

まだ若いから仕方がないのかもしれませんが、とにかく気ぜわしいので少し落ち着いてほしい。
ごはんを食べたら、せめて1時間ぐらいは休んでほしいのに、すぐ「はい、次は遊びねー」みたいにおもちゃを持ってきたり、目で遊びをねだったりするのはやめてほしい。体によくない……。
(弥生♀2歳/友永清十郎さん)

柴犬にしてもらうのが難しかったこと、 いかがでしたか?

だれかにものを教えるのって、難しいですよね。
「わかる」「伝わる」のポイントって、人も犬もそれぞれですから。
どんなに教えてもしてくれないことがあっても、「できない」わけじゃないと思います。

想像できる理由その1は、何を求められているのか、ピンと来ない。
この場合は、教え方をかえると「はい、了解。最初からそう言ってくれたらよかったのに」と、すんなりしてくれるようになることもありそうです。

理由その2は、気が向かない。

理由その3は、べつにしなくてもよくね?と思っている。

その2、その3の場合は、歩み寄りが必要ですね。
まあ、この場合の「歩み寄り」とは、飼い主さんが100%譲ることを意味しそうですが。

いろいろできちゃうのも柴犬のすごさだし、
いろいろやらないのも柴犬の素晴らしさだし。
いやもう、たまりませんね♥

次回は、柴犬にあれこれやってもらうことにまつわる皆さんのエピソードなどをご紹介したいと思っています。

記事作成にあたりご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
記事のご感想や「リアル柴ライフ 」でこんなことが知りたい! という
ご意見などありましたら、コメント欄に書き込んでいただるとうれしいです。

本ブログで紹介させていただけるワンコのお写真も、365日募集中です。
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